フランクフルトの決勝トーナメント進出が決定! 鎌田大地は先制点の起点に、長谷部誠もフル出場【EL】

2021年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

引き分け以上で首位が確定する一戦

先制点の起点となった鎌田(左)。(C)Getty Images

 現地時間12月9日、ヨーロッパリーグのグループステージ第6節が行なわれた。5試合を終えて、グループDで首位に立つフランクフルトは、敵地でトルコ1部フェネルバフチェと対戦。引き分け以上で首位が確定し、決勝トーナメント進出が決まる一戦に臨んだ。

 フランクフルトは長谷部誠が3バック中央、鎌田大地が2シャドーの一角で先発。攻撃をけん引する鎌田は、29分に敵陣ゴール前の左側のエリアでボールを奪うとすかさずコスティッチにパス。エリア内に切り込んだ左ウイングバックが中央にパスを通すと、駆け上がっていたソウが右足で落ち着いて蹴りこんで先制した。

 アウェーチームが主導権を握る展開が続くが、42分、フェネルバフチェのベリシャに同点ゴールを許し、前半を1-1で折り返す。

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 後半に入ってからは五分の展開が続き、膠着状態に。アウェーのグラスナー監督は69分に3枚替えで打開を図るが、代わりに投入されたラマースらも好機を生かせず、追加点には結びつかない。

 その後は終盤までお互いに守備の手を緩めず、じりじりとした展開が続く。そして、アディショナルタイム3分を消化し、1-1のドローに終わった。長谷部、鎌田ともにフル出場している。

 フランクフルトはこの結果で勝点を12とし、自力でグループ首位が決定。決勝トーナメント進出を決めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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