「慣れないポジションで素晴らしい仕事量」中盤で奮闘の南野拓実を地元紙が称賛!失点に絡んだミスは「たるんだプレーに失望」

2021年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

93分まで精力的にプレー

中盤で先発し、途中から左ウイングに回った南野。(C)Getty Images

 現地時間12月7日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節(B組)で、南野拓実が所属するリバプールが、セリエAで首位のミランと敵地サン・シーロで対戦。2‐1で逆転勝利を収め、プレミアリーグ勢初のグループステージ6連勝を飾った。

 この試合で、CLでは2戦連続のスタメン出場となった南野は、主戦場の前線ではなく、インサイドハーフでプレー。65分にモハメド・サラーとサディオ・マネがベンチに下がると、左ウイングにポジションを移し、93分に交代するまで豊富な運動量で攻守に奮闘した。

 ただ、いただけないミスもあった。29分にミランが先制点を奪ったCKで、ニアサイドにいた南野は痛恨のクリアミス。GKアリソンが慌てて処理するも、フィカヨ・トモリに詰められてしまったのだ。

【動画】「たるんだプレーに失望」と現地紙が糾弾! 南野が犯した痛恨のミス
 とはいえ、現地メディアの評価は上々のようだ。リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、マッチレポートの中で「ミナミノが疑問に答える」と小見出しを付けて、次のように綴った。

「今シーズンに前線の3つのポジションで全て出場した日本代表が、中盤の3枚でも機能することに気づかされた」

 同メディアは、「彼がそこで出場するのは初めてではない(昨シーズンのブライトン戦が思い出される)ものの、最も慣れたポジションではない。にもかかわらず、鋭いプレス、素晴らしい仕事量、そしていくつかの良いタッチを見せた」と中盤でのプレーを称賛。

 ただ、クリアミスについては、「失望されたのは、ミランが先制したコーナーをニアポストを守ったときの、たるんだプレーだけだった」と評している。

 失点に絡んだものの、中盤でも機能するところを見せつけた南野。これがリーグ戦での出番増に繋がるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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