川崎戦士が語る指揮官・鬼木達の素顔「気軽に何でも話せる兄貴分」「選手と話すのが大好き」

2021年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「顔を見てたら、何を考えているのか分かる」(家長)

二度目の連覇を達成した川崎。25戦無敗など圧倒的な強さで頂点に立ったが、鬼木監督は「実際は苦しいシーズンだった」と振り返る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2017年の監督就任以来、これで6つ目のタイトル獲得だ。

 初年度にJ1優勝、2年目に連覇、3年目はルヴァンカップ制覇、4年目はJ1と天皇杯の国内2冠、そして今季は二度目の連覇を達成。12月6日に行なわれたJリーグアウォーズで、川崎フロンターレの鬼木達監督は、J1リーグ優勝クラブの指揮官として登壇した。

 J1新記録となる25試合無敗など、圧倒的な強さで連覇を果たした今季の川崎。ただ、鬼木監督は「独走と言われてきたんですけど、実際には本当に苦しいシーズンでした」と振り返る。

 選手たちに対しては「自分の信じている言葉、その時に思った言葉を素直に投げかけるというか、それは意識して、自分が思うことは伝えようといつも思っています」というスタンスで接し、チームをひとつにまとめてきた。
 
 そんな鬼木監督を、選手たちはどう見ているのか。

「非常にコミュニケーションを取りやすい、気軽になんでも話せるような、いい兄貴分というか、そういう感じの監督なので、選手はとても親しみやすくて、いい空気を作ってくれます」(谷口彰悟)

「選手と話すのが大好きですし、あと、顔を見てたら、何を考えているのかちょっと分かる感じの人で。散歩とかしているのを見ると、何か考えているのかなって」(家長昭博)

 目を細めながら、ふたりの話を聞く鬼木監督の柔らかい表情が印象的だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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