「個人的なところは別のタイミングで」“ミスターレイソル”大谷秀和が意味深投稿後にSNSを初更新「一番悔しい」

2021年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「思い描いていたような復帰にはならなかった」

今季怪我に悩まされた大谷が、現在の心境を明かした。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 柏レイソルの大谷秀和が12月7日に自身のインスタグラムを更新。怪我に苦しんだ今シーズンを振り返った。

 これまでのプロキャリアを柏一筋で歩み、迎えた19年目の今季は怪我に苦しめられた。大谷は6月末に足首を負傷し、手術を実施。約3か月の離脱を余儀なくされ、復帰してからもなかなか公式戦のピッチに立つことができず、今季はリーグ戦6試合のみの出場に終わった。

 今季終了後にはSNSで、今シーズンの感謝を伝えるとともに「個人的なところはまた別のタイミングで伝えたい」と発信した。

 これにはファンの間でも色々な憶測が飛び交ったが、その翌日に改めて投稿。「今回は個人的な一年の振り返りを」と切り出し、「ピッチでチームに貢献できなかったことがなによりも一番悔しい」と赤裸々に思いを綴った。
 
「サッカー選手である以上、誰もが試合に出たいしそこで勝ちたい。まだサッカーをするための決断として6月末に足首の手術もしましたが、自分が思い描いていたような復帰にはならなかったですね。最後の数試合に絡んでいけなかったのは自分の力不足。

 時間がかかるのはわかっていましたが、先が見えない時もあり復帰時期を考えずもう一度サッカーができるようにという目標に切り替えた時期も。

 ボールを蹴ると骨がズレて走れなくなり動けない。あの状況を考えれば合流しみんなと一緒にサッカーが出来て、試合が出来るコンディションになったのは奇跡なんじゃないかと。いずれ治るとは言われてましたが笑」

 苦しい胸の内を明かしたチームの大黒柱は、最後に、「ガンバ戦でゴールしたあのような瞬間を一度でも多く味わえるように、オフ期間もしっかり足首の強化とケアをしたい」と、万全の状態で来シーズンを迎えるため、最善の準備を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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