【J1ベストイレブン】MVPは美弾を決めた西澤健太!広島、大分から2名ずつを選出|最終節

2021年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

5選手が初選出に

【38節のベストイレブン】

 Jリーグは、12月4日にJ1第38節の10試合を各地で開催した。ここでは、最終節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 主役は、美しすぎるコントロールショットを叩き込み、チームを自力残留に導いた清水エスパルスの西澤健太だ。

 J1残留のかかったセレッソ大阪戦で先発した西澤は、1点ビハインドで迎えた前半終了間際に、FKから鈴木義宜の同点弾をアシスト。さらに51分、右サイド敵陣深くでボールを受けるとカットインから左足を一閃。狙いすましたシュートを、ゴール左上に突き刺した。1ゴール、1アシストでチームのJ1残留に大きく貢献した西澤を今節のMVPに選出した。
 
 この西澤を含めて5名が初選出となった。

 湘南ベルマーレの大岩一貴は、最終ラインを統率し、攻め上がる姿勢でもチームを鼓舞した。鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカは、センスあふれるパスやミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、73分には決勝点も奪った。サンフレッチェ広島からは2選手をピックアップ。大卒ルーキーの藤井智也は8分に技ありのダイレクトボレーでJ1初ゴールを記録し、11分にはチーム2点目をアシスト。藤井のアシストからヘディングでゴールを奪ったエゼキエウは、前半のうちにCKの流れから追加点をゲットした。

 大分トリニータからは2名をピックアップ。三竿雄斗は攻撃参加で2得点に絡み、下田北斗は芸術的な直接FKを決めるなど、全3得点に絡む活躍を披露した。

 そのほか、2度の決定機を防ぎ、さすがのセービング力を発揮したガンバ大阪の東口順昭、オフサイドで取り消されたもののCKからシュートを叩き込むなど攻守に奮闘した浦和レッズの酒井宏樹、軽快な動きで前線を活性化し、決勝点を奪った北海道コンサドーレ札幌の小柏剛、守備で奮闘した前半を経て、後半に1ゴール、1アシストとここぞの場面で勝負強さを発揮したヴィッセル神戸の大迫勇也を選出した。

【PHOTO】J1第38節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第38節、編集部厳選ベストイレブン!

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