「初のJ2での挑戦でしたが…」残留叶わなかった相模原。「今年の戦いを糧に」さらなる奮起を誓う

2021年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今年の戦いを糧に皆様に感動と歓びをお届けできるよう、一層努力して参ります」

J2初参戦の今季は19位でフィニッシュした相模原。J3の最終結果を受け、降格が決まった。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

 J2初参戦の今季、悲願の残留は果たせなかった。

 最終節で東京ヴェルディに0-3で敗れたSC相模原は、降格圏の19位でフィニッシュ。だが、この時点で降格は確定していなかった。

 1時間遅れでキックオフされたJ3の最終節。上位2チームの昇格圏に、J2ライセンスを持たないテゲバジャーロ宮崎が入れば、相模原は残留できるという状況だった。だが、J3の最終的な結果は、熊本が逆転で優勝し、2位は岩手。前節まで首位に立ち、この日は試合のなかった宮崎は3位に転落。これを受けて、相模原のJ3降格は決まった。

 試合後、クラブの公式ツイッターが更新され、望月重良代表取締役会長がメッセージを綴った。

「今年は初のJ2での挑戦でしたが、残留という目標を達成できませんでした。最後までご声援をいただき、心より感謝申し上げます。来年は、今年の戦いを糧に皆様に感動と歓びをお届けできるよう、一層努力して参ります。まだまだ未熟な点も多いクラブですが、引き続きご支援をお願い申し上げます」
 
 この投稿にフォロワーからは、以下のようなコメントが寄せられた。

「様々なドラマがあって、選手も監督も諦めない姿を見せてくれたことに感謝の気持ちしかありません」
「最終節まで残留の可能性を残したから得るものは沢山あったはず」
「降格残念だな…」
「やってきたことは間違いないと信じている」
「SC相模原が面白いって知ってくれた人もたくさんいたと思います」
「1年で帰ってきましょう」
「来年はもっといっぱい見に行くぞ!」

 悔しい結果に終わったが、望月会長が言うように、今年の経験をさらなる飛躍の原動力として、J2復帰へと力強く歩みを進めたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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