「東京は大きく変わろうとしています」FC東京が森下申一監督の退任&ジョアン・オマリの契約満了を発表

2021年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

シーズン終了翌日に指揮官退任を発表した

退任発表の前日には指揮官としてシーズン終了の挨拶を行なっていた森下監督。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 今シーズンを勝点53の9位で終えたFC東京は12月5日、森下申一監督の退任を発表した。

 FC東京は、2018年から指揮していた長谷川健太監督が11月10日に辞任。後任にGKコーチを務めていた森下氏が昇格し、J1第36節の徳島ヴォルティス戦から指揮を執っていた。

 退任後はクラブを離れるという森下氏は、クラブを通して以下のようにコメントしている。

「今シーズン、ご支援ご声援いただきましたクラブスポンサーのみなさま、SOCIOのみなさま、そして、ファン・サポーターのみなさま、本当に1年間ありがとうございました。感謝申し上げます。

 選手はコロナ禍のなか1年間よく頑張ってくれました。感染者を出さず、夏場のアウェイの連戦もあり、怪我人も多いなか、最後まで必死に戦ってくれました。来シーズン、東京は大きく変わろうとしています。これからも、みなさまのチカラが必要です。2022シーズンもご支援ご声援をよろしくお願いします。最後までご声援ありがとうございました」

 なお、後任は決まり次第発表される見込みだ。
 
 またクラブは、同日にレバノン代表DFジョアン・オマリの契約満了も発表。同選手からは以下のようなコメントが寄せられた。

「これまでどんな時も多くのサポートありがとうございました。自分はチームを離れますが、東京のこれからの成功を願ってます。1月にルヴァンカップを掲げた事は忘れません。2年間ありがとうございました。また会いましょう」

 長谷川健太前監督時代からGKコーチとしてチームを支えてきた森下氏の退任で、FC東京はひとつのサイクルを終えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J1第38節PHOTO】FC東京0-0福岡|順位入れ替わりかかる一戦はスコアレスドロー!福岡は過去最高順位でフィニッシュ!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事