「34年間メッシだから慣れたけど…」本人が明かすスーパースターならではの悩みとは?若手が思う自身のイメージには…

2021年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「世界最高になりたいと思ったことはない」

全世界から常に注目の的であるメッシ。それゆえに悩みも…。(C)Getty Images

 リオネル・メッシが、偽らざる心の内を明かしている。

 その年の世界最優秀選手に贈られるバロンドールの授賞式が先月29日に開催され、メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。自身が持つ最多記録を更新する偉業を成し遂げたアルゼンチン代表FWは、同賞を主催する専門誌『France Football』のインタビューに対応。スペイン紙『AS』がその内容を12月4日付けで伝えた。

 様々な質問に答えるなかで、稀代のスーパースターは、周囲から「史上最高」と評されることに対し、こう考えを語っている。
【PHOTO】パリSGに移籍を果たした"稀代のスーパースター"リオネル・メッシ!輝かしいキャリアを写真で振り返り!

「自分が史上最高だと言ったことはないし、そう思わせようともしていない。興味のないことだし、1番だと思われようと思われまいと、何の違いもない。そうなりたいと思ったこともないよ」

 圧倒的なカリスマゆえ、チームメイトとして戦うのは簡単ではないとの見方もあるが、それは実像とはかけ離れたパブリックイメージに過ぎないようだ。
 
「他の人に聞いてみて(笑)。簡単かどうかは分からないよ。僕のことを知っている人は知っているし、知らない人は少しずつ自分のことを理解していく。若い人たちにとっては、自分に対するイメージは難しいものなのかもしれないけど、僕のことを知ればリラックスしてくれるよ」

 また、インタビューではプライベートな一面を覗かせる場面も。一挙手一投足が世界中から注目を集めるスーパースターならではの苦悩を打ち明けている。

「34年間メッシだから、そろそろ慣れてきたよ。ただ、起こったこと全てに満足しているとはいえ、時々人知られず家族と過ごしたいと思うことがある。文句を言っているわけではないんだ。賛辞を寄せられたり、笑顔を見せてもらったり、写真を頼まれたりするのは、いつだって嬉しい。慣れてそれが普通になったよ。だからとてもハッピーなんだけどね」

 現在は少年時代から過ごしたバルセロナを離れ、パリ・サンジェルマンでキャリアの第2章をスタートさせている34歳。今後も全サッカーファンの憧れの的として、唯一無二の道を突き進んでいく。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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