【J2】逆転勝利の大宮が残留決定!1-5大敗の北九州は降格…19位相模原の運命はJ3の結果に委ねられた

2021年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

大宮は、群馬との直接対決で逆転勝利

大宮は群馬に先制されたが、三門(中央)のゴールなどで逆転勝利を収めた。写真:滝川敏之

 Jリーグは12月5日、J2最終節の11試合を各地で開催した。

 前節にジュビロ磐田のJ2優勝が決定し、京都サンガF.C.の昇格が確定。また、愛媛FCと松本山雅FCのJ3降格も決まった。

 注目は残された降格2枠(J3で最終節開始前まで1位のテゲバジャーロ宮崎が2位以内に入った場合、J2ライセンスを持たないため、J3からの昇格チームが「1」になり、J2からの降格チームが「3」になる)の行方だ。

 前節で19位以下が確定している20位のギラヴァンツ北九州はモンテディオ山形と対戦。敵地で勝利し、19位に浮上すれば、条件によって残留の可能性が残る。しかし、相手の助っ人FWが大爆発。ヴィニシウス・アラウージョに26分、29分、57分、61分とコンスタントに得点を重ねられる。79分に富山貴光のゴールで一矢報いるものの、林誠道にダメ押し弾を許し、1-5で敗れた。

 19位につけるSC相模原は東京ヴェルディと対峙。17分に新井瑞希、61分に佐藤凌我、77分に深澤大輝にゴールを許し0-3で敗戦。
 
 崖っぷちの18位大宮アルディージャは、勝点2差で16位のザスパクサツ群馬と激突。開始7分に加藤潤也の得点で先制を許すものの、16分の菊地俊介、35分の三門雄大のゴールで前半のうちに逆転に成功。さらに67分に河田篤秀のゴールも生まれ3-1の逆転勝利。自力でJ2残留をつかみ取った。

 17位ツエーゲン金沢は、前節昇格を決めた京都と対戦。終盤まで粘り強い戦いを続け、スコアレスドローで決着。貴重な勝点1を積み上げた。21位の愛媛はレノファ山口FCと1-1のドロー。最下位松本はV・ファーレン長崎に1-2で敗戦。

 この結果、22位の松本(勝点34)、21位に後退した北九州(勝点35)、20位の愛媛(勝点35)が降格。19位相模原の来季の所属カテゴリー決定は、J3の結果次第となった。

 J2最終節の結果は以下の通り。

山形5-1北九州
栃木1-2琉球
大宮3-1群馬
東京V3-0相模原
甲府3-3水戸
松本1-2長崎
新潟0-2町田
磐田2-1秋田
京都0-0金沢
岡山1-3千葉
愛媛1-1山口

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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