ミランのCBケアが故障で長期離脱。後釜にセルビア代表DFら3人をリストアップと現地報道!

2021年12月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ミレンコビッチには1500万ユーロの契約解除条項が

かねてからミランがターゲットとしているミレンコビッチ。(C)Getty Images

 12月1日に開催されたセリエA15節のジェノア戦で、ミランのシモン・ケアが試合早々に左膝を負傷。3日に出術を行なう予定で、全治は場合によっては6か月かかる可能性もあるという。ケアの長期欠場に備えるため、『Gazzetta dello Sport』紙や『Tuttosport』紙はミランが1月の移籍マーケットで獲得する可能性があるCBを予想した。

『Gazzetta dello Sport』紙は、以前から何度もミランの補強候補だったフィオレンティーナのニコラ・ミレンコビッチ(24歳)の名前を挙げた。これまでもセルビア代表CBの獲得に動いていたが、4000万ユーロ(約50億円)が必要だったことからミランは獲得レースから撤退した過去がある。

 ところが21年8月にフィオレンティーナとの契約を23年まで延長した際、ミレンコビッチ側は新契約に1500万ユーロ(約18億7500万円)の契約解除条項を盛り込んでいた。獲得条件のハードルが一気に下がったことで、ミランはふたたびミレンコビッチをターゲットとしているという。
 
 また同紙は、ラツィオのルイス・フェリペ(24歳)も候補者として挙げている。L・フェリペは22年6月で契約が満了するボスマン・プレーヤー。推定市場価格は1800万ユーロ(約22億5000万円)で、ラツィオ側が来夏のフリー退団を防ぐため、1月のマーケットで安価でも売却する可能性があると伝えた。

『Tuttosport』紙が新戦力候補と報じたのが、トリノのブレーメル(24歳)だ。トリノが設定した価格は1500万ユーロとも言われており、現実的に手が届くとしている。

 さらに同紙は、ブレーメルを1月に獲得するのが難しい場合、ヴェネツィアに貸し出しているマッティア・カルダーラ(27歳)のレンタルバックもありうると伝えている。その際、ブレーメルの獲得は来夏に持ち越されると見ているようだ。はたしてミランは、1月の移籍マーケットでどのような動きを見せるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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