森保ジャパンとの再戦を前に…中国代表が指揮官交代。リ・ティエの後任は元女子代表監督のリ・シャオペン

2021年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

来年1月27日に日本と再戦

5年間の長期契約を結んでいたものの、1年経たずに代表監督を追われた李鉄。(C)Getty Images

 中国代表が監督交代に踏み切った。

 ワールドカップ・アジア最終予選で日本と同組の中国は、1勝2分3敗の勝点5でグループ5位につける。日本戦は0-1で惜敗した一方、ベトナムに勝利し、オマーンとオーストラリアに引き分けるなど、勝点を積み上げていたものの、残り4節でワールドカップ出場権が与えられる上位2位以内に入るのは極めて困難な状況となっている。

 そんな中国代表のリ・ティエ(李鉄)監督が12月3日、同国のサッカー協会に辞任を申し出たと全国スポーツ紙『新浪体育』など複数のメディアが報じている。

 中国サッカー協会の公式サイトによると、次のように経緯を説明している。

「数日前、李鉄は中国サッカー協会に対して、代表男子サッカーチームのヘッドコーチの辞任を要請した。中国サッカー協会による調査と決定の後、彼の辞任申請は承認された」
 
 また、後任については、「広範な協議の結果、中国サッカー協会は李小鵬を中国代表男子サッカーチームのヘッドコーチとして採用することを決定した」という。

 リ・シャオペン(李小鵬)新監督は、現役時代は2002年の日韓ワールドカップにも出場した元代表戦士。引退後は山東女子サッカーチームの監督、中国女子代表監督などを歴任。17年末に就任した山東泰山の男子チームでは18年と19年の中国スーパーリーグのベストコーチ賞を受賞している。今シーズンはかつて李鉄氏も指揮していた武漢足球倶楽部の監督を務めていた。

 来年1月27日の森保ジャパンとの再戦では果たしてどんな戦いを見せるか。新生・中国代表に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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