「真の意味での鉄壁と安心感を提供」アーセナルは敗れるも、輝きを放った冨安健洋を現地メディアが最高評価!

2021年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サンチョを終始黙らせた」

身体を張った守備でサンチョ(右)を抑え込む冨安。(C)Getty Images

 現地時間12月2日に開催されたプレミアリーグ第14節で、冨安健洋の所属する5位のアーセナルは10位に沈むマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。14分にエミール・スミス・ロウが幸先よく先制点を奪うが、44分にブルーノ・フェルナンデス、52分にクリスチアーノ・ロナウドにゴールを奪われ、逆転を許す。

 それでも直後の54分にマーティン・ウーデゴーの一発で一度は同点に追いついたものの、70分にそのウーデゴーの痛恨のファウルでPKを献上。これをC・ロナウドに決められ、アーセナルはそのまま2-3で敗れた。

 目まぐるしく展開が入れ替わった白熱の一戦で、冨安は右サイドバックでフル出場。C・ロナウドやジェイドン・サンチョとの1対1の場面では、持ち前の強固な守備で完全に相手の攻撃を無力化したほか、敵陣FKの際には、ハリー・マグワイアに手を引っ張られ、あわやPK獲得という場面もあった。
 
 チームは敗れるも、随所で存在感を発揮した日本代表DFには現地メディアも高評価だ。専門メディア『PAIN IN THE ARSENAL』は、チーム最高の8点を付け「サンチョを終始黙らせ、右サイドで真の意味での鉄壁と安心感を提供した。前半にはPKを獲得すべきだったが、全体的には見事な仕事ぶりだった」と伝えている。

 また、日刊紙『Evening Standard』もトップタイの7点を与え、「スコアにかかわらず、彼は本当にいい試合をし、サンチョの大部分を抑え続け、時には前に出ることもあった。終盤には素晴らしいブロックでフェルナンデスの2点目を阻止した」と安定したパフォーマンスを称えている。

 名立たる怪物たちと、個人では互角以上の戦いを繰り広げた冨安。止まらぬ成長に今後も大きな期待が寄せられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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