「それは神話かも」マンU臨時指揮官、C・ロナウドのネガティブ報道を一蹴!新戦術でも「ゴールを決め続ける」

2021年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベンチスタートの舞台裏も明かす

C・ロナウドは新体制でも輝きを放つことができるか。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック臨時監督が、クリスチアーノ・ロナウドに関する、あらぬ考えを一蹴している。英公共放送『BBC』が12月1日に報じた。

 ユナイテッドは11月29日、成績不振によって解任されたオレ・グンナー・スールシャール監督の後任として、ラルフ・ラングニックを暫定指揮官に任命。今シーズン限りの監督を務めた後、コンサルタントとして2年間の契約を結ぶことで合意した。

 このドイツ人の知将の就任により、ハイプレスを基本としたプレースタイルの導入が期待されるなかで、注目が集まっているのが大エースの起用法だ。かねてより守備をしないと批判的な声が上がっているほか、かつてラングニックがライプツィヒを率いていた際に、C・ロナウドの獲得の可能性を問われると、「年を取り過ぎている」などと発言していることから、両者は因縁の関係とも言われている。

 しかし、就労ビザの取得の関係で、繋ぎとして引き続き監督を務めているキャリックは、戦術の変化にもかかわらず、ポルトガル代表FWが成功し続けることを確信しているようだ。
 
「彼は長年に渡って十分な数のチームでプレーし、様々な方法で成功してきた。どのチームでもゴールを決め続けてきたし、これからもゴールを決め続けると思うよ。選手はとにかく適応することが大切だ。様々なスタイルに対応できるスキルを持っていなければならない」

 C・ロナウドが「相手にプレッシャーをかけたがらないのではないか」という具体的な質問には、「それは神話かもしれない」と答えたキャリックは、ちょっとした騒動となった先月28日のチェルシー戦(△1-1)での背番号7のベンチスタートにも言及している。

「大きな決断のように見えるが、実際にはそうではなかった。クリスチアーノの反応は本当に完璧だったよ。信じられないほどのものだった。選手たちをサポートしてくれたんだ。ハーフタイムに私がチームの元へ話をしに行くと、彼は10分間ウォーミングアップをしていて、出番を待っていた。多くのことが語られ、それを否定的に解釈しようとするが、舞台裏では全く違うね」
【動画】C・ロナウドがユニホームを叩きつけて激昂!同僚も負けじと言い返し…大反響の口論シーン

 ラングニックは2日のアーセナル戦では、オールド・トラフォードに来場はするものの、先述のビザの問題で、指揮はキャリックが執る予定となっている。36歳のスーパースターはゴールと、ハイプレスで新指揮官の眼に健在ぶりを焼き付けることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!

【PHOTO】C・ロナウド、ネイマール、アグエロ、エジル、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!

次ページ【動画】C・ロナウドがユニホームを叩きつけて激昂!同僚も負けじと言い返し…大反響の口論シーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事