リバプールが「ネクスト・サラー」を獲得か? 南野拓実のライバルになり得るリヨン生え抜きの18歳に熱視線

2021年11月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

16歳でトップデビューを飾った逸材

リバプールが関心を寄せているシェルキ。(C)Getty Images

 リバプールがリヨンのヤングタレントをリストアップしたようだ。

 地元メディア『LIVERPOOL.COM』によれば、リバプールが追っているのはリヨン生え抜きの18歳、フランスU-21代表のラヤン・シェルキだという。

 左右両サイドのウイングを主戦場にCFやトップ下でもプレー可能なシェルキは、若干16歳でトップデビューを果たした逸材で、左足での繊細なボールタッチや緩急をつけたドリブルでの局面打開力が魅力のアタッカーだ。

 今シーズンはここまで公式戦13試合に出場し、2ゴール・2アシストを記録。先発フル出場したヨーロッパリーグ第5節のブレンビー戦では2ゴールを挙げ、3-1の勝利に大きく貢献した。

 今夏の移籍マーケットでもビッグクラブへの移籍が取り沙汰されたシェルキだったが、リヨンに残留した経緯がある。
 

【動画】ELブレンビー戦でチェルキが決めた2ゴールをチェック

 ただ、ルーカス・パケタ(ブラジル代表)やカルル・トコ・エカンビ(カメルーン代表)、今夏に加入した同じく左利きのジェルダン・シャキリ(スイス代表)などライバルも多く、指揮官のペテル・ボシュも限定的な起用を続けているため、シェルキが退団を希望する可能性は大いにあるだろう。

 同メディアは、「その爆発的なポテンシャルや精度の高いフィニッシュ、俊敏なドリブル能力は、モハメド・サラーを彷彿とさせる」と評している。

 もしもリバプールに加わることになれば、日本代表FW南野拓実にとっては、ライバルがまたひとり増えることを意味する。

 シェルキとリヨンの契約は23年6月末までとなっており、リバプールが1月に開かれる移籍マーケットで「ネクスト・サラー」の獲得に動くのかが注目される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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