現地時間11月27日に行なわれたブンデスリーガ第13節で、ドルトムントはヴォルフスブルクと対戦。この試合で約５週間ぶりに復帰を果たしたアーリング・ハーランドが見せたゴールが大きな反響を呼んでいる。

　ハーランドは10月19日に行なわれたアヤックス戦で負傷し、年内は治療に努めるとされていた。しかし、驚異的な回復をみせ、この試合でベンチ入り。２-１とリードして迎えた73分、ドニエル・マレンと交代でピッチに登場した。

　21歳の大型ストライカーは、いきなりキレのいい動きを見せ、80分にユリアン・ブラントが左サイドから上げたクロスに左足を振り上げた姿勢で横っ飛び。空中でダイレクトで合わせてネットを揺らし、負傷明けとは思えない動きでチームの勝利を決定付けるゴールを叩き込んだ。

【動画】ハーランドの超人的な身体能力！ 横っ飛びの姿勢で蹴りこんだダイレクトシュートはこちら

　出場わずか７分後に結果を出したノルウェー代表FWは、これで今シーズン10ゴール目。ブンデスリーガにおける通算得点も50ゴールに達した。

　また、ファンからは「怪物がカンフーキックでゴールした！」「凄すぎる。一体どうなってるんだ」「身体能力が高すぎる」「ズラタン（・イブラヒモビッチ）みたい」「これから彼を雷神ソーと呼ぶ」といった声が寄せられている。

　この勝利で勝点を30に伸ばしたドルトムントは、１ポイント差で追うバイエルンと12月４日に直接対決を控えている。若きエースの復活は、チームにとって何よりの朗報となったに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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