J1・第2ステージ開幕を前に「チャンピオンシップ」をおさらい 最大5チームのトーナメント戦、重要なのは「年間勝点」

2015年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

年間勝点1~3位と各ステージ覇者に出場権。

第1ステージを制してチャンピオンシップ出場権を確保した浦和。第2ステージ連続制覇=年間勝点1位が次なる目標だ。 (C) SOCCER DIGEST

 2ステージ制の実施によって復活したのが年間王者を決めるチャンピオンシップだ。最大5チームが参加するこのトーナメント戦は、組み合わせのパターンが最大8つという複雑なもの。第2ステージの開幕を前に、そのレギュレーションをおさらいしておこう。
 
 チャンピオンシップに出場できるのは、年間勝点(第1・第2ステージの通算勝点)の1位~3位と各ステージの優勝チームだ。
 
【チャンピオンシップ出場チーム】
・年間勝点1位
・年間勝点2位
・年間勝点3位
・第1ステージ優勝チーム
・第2ステージ優勝チーム
 
 比重が置かれているのは年間勝点で、年間を通じて最も多くの勝点を挙げたチーム(年間勝点1位)が、いわば「第1シード」(便宜上の表現)としてチャンピオンシップに出場する。
 
 ステージ優勝の2チームが、ともに年間勝点で3位までに入った場合、チャンピオンシップ出場チームは最少の3チーム。逆に、どちらも年間勝点で3位までに入らなかった場合、出場チームは最大の5チームとなる。
 
 ステージ優勝のどちらか1チームが年間勝点で3位までに入らなかった場合、チャンピオンシップは4チームで争われる。
 
 第1ステージの優勝チームが、第2ステージも優勝した場合、そのチームは必然的に年間勝点1位となり、年間2位・3位との3チームによるチャンピオンシップとなる。
 
 トーナメント戦によるチャンピオンシップの決勝はホーム&アウェーで、勝ったチームが年間王者、負けたチームが2位。3位以下は、チャンピオンシップでの勝敗は関係なく、年間勝点がそのまま最終順位となる。

次ページトーナメントの組み合わせは8パターン。

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