「攻守でとても頼りになる」PSVで存在感を高める堂安律を指揮官が絶賛!「引き留められてとても嬉しい」

2021年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分の価値を認めさせるのは、そう簡単ではなかった」

オランダで着実に評価を高めている堂安。(C)Getty Images

 PSVのロジャー・シュミット監督が、堂安律の残留に喜びを語っている。オランダ・メディア『ED』が11月26日付けで伝えた。

 23歳のレフティは昨シーズン、レンタル先のビーレフェルトで、リーグ戦全34試合に出場し、5ゴールをマーク。今夏にはドイツの複数のクラブからの関心が報じれ、移籍濃厚とされながら、結局交渉はまとまらなかった。

 再びオランダでプレーすることとなったレフティは、東京五輪参戦による出遅れや、負傷もあり、ようやく出番が回ってきたのはリーグ開幕から1か月後のAZ戦(〇3-0)。途中出場したこの一戦で、豪快なミドルシュートを叩き込み、特大の存在感を発揮すると、以降は2度目の故障期間を除き、コンスタントに出場を重ねている。

 ドイツ人指揮官は、「遅れてのスタートに、短期間の怪我もあり難しかった」と堂安が過ごした慌ただしい夏を振り返り、日本代表MFへの率直な想いを明かしている。
 
「当時先発ではなかった彼は、チームの中心になりたがっていた。我々はそのことについて正直に話したし、リツもその時に疑問を明らかにしてくれた。彼に自分の価値を認めさせるのは、そう簡単ではなかったよ。引き留められたことをとても嬉しく思う」

 今では、シュミット監督の中で背番号25は欠かせぬ存在となっているようだ。

「彼はオフェンス面で多くのものを提供し、ディフェンス面でもとても頼りになる選手だ。今の彼を見ていると、トレーニングでも試合でも、精神的に非常にシャープであることが分かる。本当に全力を尽くしているんだ」

 堂安は25日に行なわれたヨーロッパリーグのシュトゥルム・グラーツ戦(〇2-0)でも先発し、2点目を圧巻のダブルタッチで演出するなど、強烈なインパクトを放ち、マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。今後も自慢の左足で、指揮官の期待に応えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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