欲しいのはユニホームではなく、あくまで勝利のようだ。

　現地時間11月20日にブンデスリーガ第12節が開催され、ヘルタ・ベルリンは原口元気（82分までプレー）と遠藤渓太（ベンチ外）が所属するウニオン・ベルリンと対戦し、０-２で完敗。リーグ戦３試合未勝利となり、降格圏の17位ビーレフェルトとは勝点４差の14位となってしまった。

　この不甲斐ない結果に不満を爆発させたのが、スタジアムまで応援に駆け付けたサポーターだ。試合後、選手たちが挨拶に訪れ、88分から出場したドイツ人FWデイビー・ゼルケはスタンドにユニホームを投げ入れると、最前列の男性ファンはこれを完全に拒否。何やら叫びながら、受け取った手でそのままピッチ側へ投げ捨てたのである。
【動画】衝撃！選手がユニを投げ入れるも、サポはまさかの完全拒否

　衝撃の映像はスポーツチャンネル『ESPN』の公式インスタグラムでも取り上げられるなど、ネット上でちょっとした話題になっており、様々なコメントが集まっている。
 

「笑いが止まらない」
「見れば見るほど面白い」
「あまりに悲しい」
「パフォーマンスの悪さに対する欲求不満と怒りは分かるが、懸命に努力している選手にシャツを投げ返すことは、信じられないほど無礼だ」
「フットボールは時に残酷だ！」
「負けたときになぜシャツを投げ入れる？」
「ジャージを与えることでファンをなだめることができるとでも思っているのか」
「こんなシャツはいらない。勝利をくれ」

　首都の覇権を争うダービーマッチでの敗北とあって、サポーターの怒りはいつも以上のものだったのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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