「彼は本当によくやった」待望の一発を決めた南野拓実を同僚MFが絶賛!「黙々とハードワークを続けてきて…」

2021年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

リバプール加入以降、自己ベストの公式戦4点目

途中出場から48秒で勝利を決定づけるチーム4点目を挙げ、サラー(右)らから祝福される南野。(C)Getty Images

 投入直後のダメ押し弾は、苦境に負けず努力を続けた報いだった。

 リバプールの南野拓実は現地時間11月20日のプレミアリーグ第12節、冨安健洋が所属するアーセナルとの一戦で、後半途中から出場して今季リーグ戦初ゴールとなるチームの4点目を挙げた。8試合無敗だったアーセナルを相手に、リバプールは4-0と快勝している。

【動画】見事な連係から南野が今季プレミア初ゴール!大反響のファン・ダイクの振る舞いも必見(34秒~)

 昨季後半戦でサウサンプトンにレンタル移籍していた日本代表FWは、リバプールに戻った今季、プレシーズンマッチで奮闘。だが、開幕後はリーグ戦やチャンピオンズ・リーグで出場機会をほとんど得られていなかった。

 先発出場したリーグカップの2試合ではそれぞれでネットを揺らし、3得点と結果を出した南野だが、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタと強力なアタッカーを擁するリバプールの前線では厳しい立場にある。

 それでも、公式戦4ゴールはリバプールに移籍しての自己ベストだ。チームメートのMFアレックス・オクスレイド=チェンバレンは、南野の努力が報われていると賛辞を寄せた。
 
 クラブ公式サイトによると、イングランド代表MFは「僕は途中出場ですぐに得点したことがあまりないんだ。でも、彼はそれにふさわしい」と話している。

「彼は本当にハードワークしてきたからね。黙々と続けてきた。素晴らしいフットボーラーだ。カップ戦で出場するたびに決定的な仕事を果たし、得点してきたと思う。本当に彼のことがうれしい。あの得点は完全に勝負を決めたね。彼は本当によくやったと思う」

 ユルゲン・クロップ監督は負傷者のやり繰りを迫られているのに加え、1月に開幕するアフリカ・ネーションズカップ(ACN)でサラーやマネを失う。それだけに、南野の出場機会が増えるか注目だ。

 サッカーサイト『HITC』は、「1月以降にクロップが再び彼を手放せば驚きだ」と報じている。

「サラーとマネがACNでいなくなるなかで、ミナミノを失う余裕は持てない。複数のウィンガーを獲得するなら可能だが、それはなさそうだ。2人のスターは約1か月後にいなくなる。ガナーズ相手の得点で彼にとって実りある期間になれば、クロップはうれしいだろう」

 アーセナル戦の一発は、26歳のアタッカーをさらに後押しするのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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