「アグレッシブなスタイルで知られる」大久保嘉人の引退表明に西紙も反応!見出しは本人が放った「ご迷惑をおかけしました」

2021年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オオクボは天皇杯で最後のタイトル獲得を目指す」

在籍期間は短かったものの、大久保の名はスペインでも記憶されているようだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 大久保嘉人の引退表明が、海外でも報じられている。

 11月19日に今季限りでユニホームを脱ぐことを発表した39歳の元日本代表FWは、国見高を卒業後に加入したセレッソ大阪を皮切りに、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、FC東京、ジュビロ磐田、東京ヴェルディと各クラブで活躍。これまでに積み上げたJ1通算191得点は歴代最多だ。

 また、マジョルカ、ヴォルフスブルクでもプレーしたほか、代表ではアテネ五輪、南アフリカ・ワールドカップ、ブラジル・ワールドカップに出場している。

 日本が誇るストライカーの幕引きは大きな反響を呼んでおり、かつて大久保が挑戦したスペインの全国紙『AS』も反応。引退発表時の「自分のプレースタイルで、皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています」という印象的な言葉を見出しにし、その生い立ちとプレースタイルを詳細に伝えている。
 
「アグレッシブなスタイルで知られ、自国のトップリーグで191ゴールの得点記録を持つ日本人選手は、年内のシーズン終了後に長いキャリアに終止符を打つことになる。福岡県出身の彼は、2001年に大阪でJリーグデビューを果たすと、2004年にはスペインリーグへ移籍。マジョルカで2シーズンに渡ってプレーし、公式戦6ゴールを挙げた。

 オオクボは2007年に神戸で日本のリーグに復帰するも、その2年後に再びヨーロッパに挑戦し、その年にブンデスリーガを制したヴォルフスブルクに加わった。その後は母国の7つのチームでプレーしたが、最も活躍したのは2013年から2016年まで在籍した川崎時代だ。3シーズン連続で得点王に輝き、合計82ゴールを記録した。日本代表としては60試合に出場し、6ゴールを記録したオオクボは、プロデビューしたクラブで引退することになった」

 キャリアの終焉まで残りわずかとなっているなかで、『AS』も「オオクボは天皇杯で最後のタイトル獲得を目指す」と記事を締めたように、準決勝まで勝ち進んでいる天皇杯を制し、有終の美を飾ることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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