シュヴィルツォクが2ゴールと躍動! 名古屋がG大阪に3発快勝で4戦無敗! 神戸のACL圏内確定を阻止

2021年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪は後半の勢いを活かせず

シュヴィルツォクが2ゴールを挙げ、今季の得点数を7に伸ばした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは11月20日に、J1第36節の10試合を各地で開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪対名古屋グランパスが行なわれ、3-1で名古屋が快勝を収めた。

 2週間の中断期間を経て、前節にJ1残留を確定させた13位のG大阪が、ACL出場圏内を目指す5位の名古屋をホームに迎えた。

  今節、3位のヴィッセル神戸が勝利して、勝点5差で追う4位の鹿島アントラーズと5位の名古屋が引き分け以下ならば、神戸のACL圏内が確定。それだけに、名古屋にとっては是が非でも勝利が欲しい一戦となった。

 試合は立ち上がりから攻勢に出た名古屋が、幸先よく先制。8分、左サイドを突破した相馬勇紀からのマイナスの折り返しを、シュヴィルツォクが左足で流し込み、今季6ゴール目を挙げる。

 その後は、G大阪にボールを握られ押し込まれるも、コンパクトな守備で相手にシュートを打たせず。リズムを取り戻すと、22分には前田直輝との右サイドの連係から、柿谷曜一朗が強烈な右足のシュートを突き刺し、追加点を決める。

 さらに勢いは止まらず。その7分後にも先制点と同じような形から、相馬のゴール前へのパスをふたたびシュヴィルツォクが決めて、前半だけで3点差をつける。
 
 G大阪は後半開始早々の53分に、敵陣深くで奪ったショートカウンターからパトリックが決めて1点を返す。主導権を握り、72分にもパトリックがネットを揺らすが、これは惜しくもオフサイドの判定に。

 名古屋にとっては終盤、守備の時間が長くなる苦しい展開となったが、最後まで身体を張って最少失点に抑え、リードを守り切った。これにより4戦無敗の名古屋が、神戸のACL圏内の3位以内確定を阻止した。

 次節は11月27日にともにアウェーで、G大阪は川崎フロンターレと、名古屋はセレッソ大阪と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】シュヴィルツォクの先制ゴール! 相馬の折り返しを左足で合わせる!

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