鹿島対大分はスコアレスドロー。前者はACL出場権争いから脱落、後者はJ2降格が決定

2021年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラストパスが乱れ、フィニッシュに持ち込めず

大分相手にドローで終わった鹿島。勝点1しか上積みできず、ACL圏内の3位には届かず。写真:田中研治

 Jリーグは11月20日、J1第36節の10試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対大分トリニータの一戦は、0-0で終わった。

両チームのメンバーは以下のとおり。

鹿島/ホーム 監督:相馬直樹
スタメン)
GK:クォン・スンテ DF:常本佳吾、関川郁万、町田浩樹、安西幸輝 MF:ディエゴ・ピトゥカ、三竿健斗、ファン・アラーノ、和泉竜司 FW:土居聖真、エヴェラウド
サブ)
GK:沖悠哉 DF:永戸勝也、犬飼智也 MF:荒木遼太郎、遠藤康、レオ・シルバ FW:上田綺世

大分/アウェー 監督:片野坂知宏
スタメン)
GK:高木駿 DF:三竿雄斗、小出悠太 MF:小林裕紀、町田也真人、下田北斗、野嶽惇也、ペレイラ、増山朝陽 FW:渡邉新太、呉屋大翔
サブ)
GK:ポープ・ウィリアム DF:エンリケ・トレヴィザン、香川勇気、羽田健人 MF:野村直輝 FW:伊佐耕平、長沢駿

 前半はボール支配率で上回る鹿島がペースを握る展開。ただ、ラストパスが乱れるなど、思うようにフィニッシュに持ち込めない。大分は粘り強い守備で最初の45分間を凌ぐ。
 
 残留には是が非でも勝点3が欲しい大分は、迎えた後半、持ち前のビルドアップで攻撃の糸口を探っていく。61分には渡邉が渾身の右足シュートを放つも、これは惜しくも枠を捉えきれない。

 その後も両者とも決め手を欠き、試合はスコアレスドローで決着。他会場の結果により、2試合を残した時点で鹿島はACL出場圏内の3位には届かず、大分はJ2降格が決定した。

 11月27日に行なわれる次節の37節、鹿島はホームでサガン鳥栖と、大分はホームで横浜FCと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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