「交換してくれよ」内田篤人が試合中にユニホームを懇願された名DFを明かす!「嬉しいよね、同じポジションで」

2021年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハーフタイムに向こうから…

シャルケ時代のエピソードを明かした内田氏。(C)DAZN/Sugugru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、名手からユニホーム交換を求められたエピソードを明かした。

 主力としてプレーしたシャルケ時代にゲットしたユニホームをごっそりスタジオに持ち込んだ内田氏は、ゲスト出演した日向坂46の影山優佳さんと進行の野村明弘アナウンサーにコレクションにまつわるエピソードを紹介。最初に手に取ったのが、インテルのマイコンのユニホームだった。

 元ブラジル代表の攻撃的右SBマイコンを擁するインテルと内田氏が対戦したのは、移籍1年目の2010‐11シーズン、舞台はチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝。当時、イタリアの名門に所属していた長友佑都とのCL初の日本人対決も話題となった。

【動画】内田篤人が数々のビッグネームと対戦したシャルケ時代の名場面集
 手に取った内田氏が「でかっ。マイコン、身体でかっ」とそのサイズに改めて驚いたユニホームは、アウェーであることから、交換したのは2011年4月13日の第2レグだろう。敵地での第1レグで5‐2と圧勝したシャルケは、ホームでの再戦でも2‐1で勝利。クラブ史上初のCL4強入りを果たしている。

 その試合のハーフタイムにマイコンから「交換してくれよ」と求められた内田氏が、「いま?」と聞き返すと、「いま」と返ってきたという。

「嬉しいよね、サイドバックで同じポジションだし」と当時を振り返った内田氏は、その試合の終了後には、長友ともユニホームをチェンジしている。

 40歳になったいまも、サンマリノのトレペンネというクラブで現役を続けているマイコン。大敗した相手の、同じ右SBの日本人の活躍を認めたからこそ、ユニホームが欲しかったのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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