現地時間11月16日に行なわれたカタール・ワールドカップの南米予選で、すでに本戦出場を決めているブラジルは、宿敵アルゼンチンと対戦し、スコアレスドローに終わった。

　エースのネイマールが負傷で欠場となったなか、「サッカーを楽しむ」という言葉を体現するかのようなプレーで、世界中のファンの心を掴んだのが、ヴィニシウス・ジュニオールだ。

　20分、敵陣左サイドのコーナーフラッグ付近でボールを持つと、ヒールリフトで、対応した相手DFナウエル・モリーナの頭上を越し、鮮やかに突破。惜しくも得点には結びつかなかったものの、華麗な個人技で決定機を演出してみせたのだ。

【動画】何度でも見たい！相手DFをあざ笑うヴィニシウスの衝撃ヒールリフトをチェック

　背番号20が魅せたスーパープレーには、スペイン紙『Marca』が「ブラジルの『20番』の大ファンでさえも、思わず口をあんぐりと開けてしまうようなスキルでモリーナを打ち負かした」と絶賛しているほか、ツイッター上でも興奮のコメントが殺到している。
 

「ヴィニシウスえぐいな」
「この男は非常識だ」
「本物のブラジルのサッカーが戻ってきた」
「まさにサンバ」
「これがブラジルの魔法だ！」
「彼の中にロビーニョがいる」
「未来のバロンドールの勝者」

　レアル・マドリーでも躍動する21歳は、ここまですでにチームメイトのカリム・ベンゼマに次いでリーグ２位の７得点をマーク。今まさにノリに乗っている若武者から今後も目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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