「今度やったら二度とプレーさせん」名将ファーガソンのブチギレ秘話を教え子が暴露! “神だった選手”はなぜ激怒されたのか?

2021年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「試合後のロッカールームでいかに大きな一戦かが分かった」

ファーディナンド(右)が明かしたのが、恩師ファーガソン(左)が激怒したエピソードだ。(C)Getty Images

 ダービーは特別な一戦だ。同じ街のライバルには絶対に負けたくない。そんなサー・アレックス・ファーガソンの想いがうかがえるエピソードだ。

 元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドが、YouTubeチャンネルでのバンサン・コンパニとのインタビューで、初めてのダービー後にロッカールームで見たファーガソンの"ヘアドライヤー"を回想した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 2002年夏にリーズからユナイテッドに移籍し、秋のダービーでマンチェスター・シティに1-3で敗れたファーディナンドは、ルート・ファン・ニステルローイの行動がファーガソンを怒らせたと明かした。

 元イングランド代表DFは、「試合後のロッカールームでいかに大きな一戦かが分かった」と述べた。

「我々が(部屋に)入り、監督はドアを閉めた。静かだった。でも突然、彼が爆発したんだ。当時神のようだったファン・ニステルローイが、シティのユニホームを手に入ってきた。そのときにファーガソンが怒鳴り始めたんだ。『お前らの誰でも、今後シティのユニホームを持って入ってきたら、二度とこのクラブでプレーすることはないぞ』」

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 ファーディナンドは「彼はそういう感じで、とにかく激怒していた。私は座りながら思ったよ。『これはビッグマッチなんだ』とね」と続けている。

「試合前はそれを分かっていなかった。あれ以降、勝ち星がどれくらいだろうと、ダービーの週は"オールオアナッシング"なんだと分かったんだ」

 ユナイテッドは前節、本拠地オールド・トラフォードでのダービーでシティに0-2で敗れた。ここ6試合で1勝1分け4敗と不振が続き、6位に転落している。オレ・グンナー・スールシャール監督の立場が危ういとの声は絶えない。

 ファーガソンの薫陶を受けたスールシャールは、この苦境を乗り越えることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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