かつてリオネル・メッシ、クリスチアーノ・ロナウドを凌ぐ存在になりうると期待されたネイマール。だが、先輩の２人が合わせて11度のバロンドール受賞をしているのに対し、来年30歳となるブラジル代表FWは、幾度となくノミネートされながら戴冠はゼロ。キャリアを通じて素晴らしいパフォーマンスを見せてはいるものの、両ビッグスターの座を脅かすには至っていない。

　ただ、スペイン紙『Marca』によれば、セレソンの大先輩カフーはネイマールの潜在能力に疑う余地はなく、メッシとC・ロナウドを凌ぐテクニックがあると確信しているようだ。自身の経験も踏まえ、現在ブラジル代表で背番号10を背負う後輩に金言を授けている。
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「ネイマールは技術的にはメッシやクリスチアーノよりも優れている。だが、リーダーとして、キャプテンとして、クラッキとしての責任を負わなければならない。サッカーに100％専念する必要があるね。私はネイマールよりも優れているわけではないが、他の右サイドバックよりも優れている。なぜなら私はひとつのことに専念し、プロフェッショナルなアスリートだったからだ」

　自由奔放な性格で知られ、プライベートでも何かとお騒がせなネイマール。カフーの助言にあったように、今後はより本業に心血を注ぐことができれば、もう一皮むけられるのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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