ミラン、用地使用権取得によってようやく新スタジアム建設へ

2015年07月08日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

新スタジアム建設で年間5000万~8000万ユーロの収益確保へ。

昨年オープンしたオフィスビル「カーサ・ミラン」。この近くにスタジアムが建設することが内定し、いよいよミランがクラブとしても新時代を迎えることになる。 (C) Getty Images

 ミランは、かねてから新スタジアムの建設予定地として構想していたミラノ市西部のポルテッロ地区、クラブオフィスに隣接した旧見本市会場跡地の使用権を取得できる見通しとなった。
 
 これに対し、新スタジアムプロジェクトの責任者であるバルバラ・ベルルスコーニ副会長は、以下のようにコメントしている。
 
「ミラノもロンドンと同じように、都市型スタジアムを持つことになります。スタジアムは地域の再開発による付加価値と安全性の向上に寄与し、公共交通機関によるアクセスも確保されます。ミランにとっては、年間5000万~8000万ユーロの収益をもたらしてくれる重要な拠点になるでしょう」
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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