「悔しかったけど…」2か月ぶり弾を“強奪された”ウーデゴーが大人の対応。レジェンドOBは失敗続きのエースを批判

2021年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼がボールに触れた瞬間、オフサイドだと分かったよ」

ノーゴールとなり、思わず崩れ落ちるウーデゴー。(C)Getty Images

 マーティン・ウーデゴーが、思わぬ"邪魔"が入り、幻となった今シーズン2点目について語った。英紙『The Sun』が11月12日付けで伝えている。

 アーセナルは7日、プレミアリーグ第11節でワトフォードと対戦し、56分にエミール・スミス・ロウが奪ったゴールで1-0と勝利を収めた。冨安健洋のデビュー以降、リーグ戦の無敗を8試合に伸ばしたなか、この一戦で空回りし続けたのがピエール=エメリク・オーバメヤンだった。

 まずは開始7分、アレクサンドル・ラカゼットのシュートをGKが弾いたところに反応し、ビッグチャンスを迎えるも、トラップが乱れてしまう。ただ、運よくボールは横にいたブカヨ・サカへ繋がり、サカが難なく押し込むが、オフサイドとなりノーゴールに。オーバメヤンのところで攻撃を完結させていれば、問題なくゴールが認められていただけに、痛恨のミスとなった。

 さらにエースは36分にPKを外すと、極めつけは73分。ウーデゴーがペナルティエリア右から放ったシュートを、オーバメヤンはぎりぎりいっぱいに足を伸ばして流し込むが、ここでまたしてもオフサイドが発動。ガボン代表FWからすれば必死のプレーではあったものの、最後に触らずともノルウェー代表MFのシュートは恐らくそのまま入っていたと思われ、結果的に10歳下の後輩のゴールを奪う形となってしまったのだ。

【動画】あゝオーバメヤン…痛恨のミス×3
 
 ウーデゴーは母国メディア『TV2』でこのシーンを振り返り、「あれは残念だった。僕は横からきれいに見えていたけど、あれは入っていた。彼がボールに触れた瞬間、オフサイドだと分かったよ。悔しかったけど、勝ったんだ。もし同点にされていたら、もっと不運だっただろうね」とコメントした。

 一方で、アーセナルのレジェンドOBイアン・ライトは、32歳のパフォーマンスを批判。『Premier League Productions』でこう語っている。

「オーバメヤンにとっては酷い試合だったと思う。ペナルティを外したし、オフサイドポジションにいたサカが絡んだ最初のチャンスも決めるべきだった。そして最後には、おそらくゴールになっていたであろうウーデゴーのゴールを盗もうとしていたからね。彼にとっては良い日ではなかった」

 大人の対応を見せたウーデゴーだが、2か月近くゴールから遠ざかり、ここ最近はベンチスタートが続いていたなかでの待望の一発だったたけに、その無念さたるや想像に難くない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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