【移籍市場超速報】イブラヒモビッチに執心のミランがマストゥールをパリSGに差し出す!?

2015年07月07日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

33歳のスターを獲得するために17歳の逸材を犠牲にするのか。

 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ・オーナーが、ズラタン・イブラヒモヴィッチの復帰を熱望していることは周知の事実。パリ・サンジェルマンは放出に難色を示しているが、ミランは代理人のミーノ・ライオラと説得材料を準備している。
 
 そこで浮上してきたのが、プリマベーラ(U-19)で大きな注目を浴びている17歳のタレントで、まだセリエAデビューを果たしていないにもかかわらず、モロッコA代表にデビューしたハキム・マストゥールだ。
 
 ミランはマストゥールに500万ユーロの値札をつけており、状況によっては放出の可能性も否定していない。この逸材を交渉に組み込むことで、パリSGにイブラヒモビッチ放出を思い切らせようというアイデアをミランは練っている。
 
 33歳のスターを獲得するために17歳のタレントを犠牲にするという大胆な選択をミランが下すことになるのか、今後の動向が注目される。
 
 ちなみにミランは、元フランス代表CBフィリップ・メクセスとの契約を延長しない意向を明らかにした。シニシャ・ミハイロビッチ監督はメクセスを重要な戦力だとは考えておらず、アレッシオ・ロマニョーリ(ローマ)、エメリック・ラポルト(アスレティック・ビルバオ)という若手の獲得を望んでいる。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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