「浦和にいることはスーパーハッピー」去就注目のユンカーが胸中を明かす!「僕の計画は日本に留まること」

2021年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「来日以来、家族に会えていない」と難点も

ユンカーが浦和愛を明かした。(C) SOCCER DIGEST

 浦和レッズのデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが、母国メディア『bold.dk』のインタビューで注目を集める去就について語った。

 現在27歳のユンカーは、前シーズンにノルウェーリーグで得点王獲得(25試合・27ゴール)という実績を引っ提げ、ポデ/グリムトから今年4月に浦和へ加入。するとデビューから公式戦3試合で4ゴールと、すぐさま持ち前の得点力を発揮し、チームの中心に。怪我やコンディション不良による欠場もありながら、ここまで公式戦29試合に出場し、16ゴールをマークしている。

 そんな新エースを巡っては、ヴィッセル神戸ほか、吉田麻也も所属するサンプドリアが、浦和がボデに払った移籍金の2倍以上になるという500万ユーロ(約6億2500万円)で獲得を狙うと報じられていたなかで、本人が報道に言及。「クラブは夏に本当に、本当に高いオファーを受けた」と認めたうえで、自身の胸中をこう明かしている。

「浦和にいることはスーパーハッピーなので、クラブが交渉に全く関心がないことを受け入れたよ。以前、ボデで(移籍騒動は)経験したことがあるので、2度と同じことはしたくないと思った。それもあって断ったときは気楽に構えていたんだ。オファーが来るたびにサーカスをするのは耐えられない。

 一方でクラブや僕にとって本当に高額のオファーがあったことを飲み込まなければならなかった。それは本当に多くのことを確保できるものだった。でも、すぐに立ち直ったよ。浦和でとても幸せなんだ」
 
 浦和との契約は2022年末までとなっているが、クラブはさらに1年のオプションを持っている。今後に向けては、もし自身が重要な役割を担うことになるのであれば、浦和での長期契約も視野に入れているという。

「僕の計画は、日本に留まることだ。浦和にいることに満足している。ここ数年色々なところを転々としてきたが、今はとにかく少しでも長い契約を結んで、自信を持ちたいと思っている。なので自分を重要な選手として期待していることが彼らから伝わってくるのであれば、浦和ともう少し長い契約を結ぶことを考えているよ」

 そのうえで、将来的な欧州凱旋のタイミングにも言及している。

「ここでは自分の名前がとてもクールになったし、ファンや対戦相手からもリスペクトされているんだ。またここにいたいと思うようになった。日本での生活にはとても満足しているが、ヨーロッパに戻るのであれば、良いオファーが必要だ。最終的にどのくらいの期間滞在することになるのかは分からない。しかし外国人は半年で帰国するか、長く滞在するかのどちらかの傾向が見られるね」

 日本でのプレーに小さくない満足感を示しながらも、「来日以来、家族にも会えていないし、デンマークでは1日の半分は誰も起きていないので、世界から孤立したような状態だ」と、単身赴任や、母国との時差を難点に挙げたユンカー。そうした障壁をも乗り越え、溢れる"浦和愛"を貫くこととなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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