「日本代表はガタガタ」森保ジャパン”欧州組”のトラブル発生にベトナムメディアが影響を指摘! 「選手たちのコンディションは…」

2021年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本に不利な状況だ」

思わぬトラブルにより、欧州組はなかなか過酷なスケジュールで試合に臨むことになりそうだ。 (C)Getty Images

 11月11日、日本代表はカタール・ワールドカップ・アジア最終予選第5節のベトナム戦に臨む。決戦の舞台は、敵地ハノイだ。

 今回の森保ジャパンは27人が選出され、これまでと同様に"欧州組"が中心だ。ただ、思わぬ事態が起こり、そのうちの一部の合流が遅れている。

 ベトナム・メディア『VNexpress』が報じたように、日本サッカー協会(JFA)が手配としたオランダ発のチャーター機が、給油地のロシアで給油トラブルに見舞われ、約12時間にわたって足止めを食らったのだ。それでも9日の午前中には到着できる見込みだったが、それも遅れ、22時に到着するというスケジュールになったという。

 このチャーター機に登場していたのは、キャプテンのサンプドリア吉田麻也、アーセナルの冨安健洋、セルティックの古橋亨梧、リバプールの南野拓実、フランクフルトの鎌田大地、ウニオン・ベルリンの原口元気、シャルケの板倉滉、ストラスブールの川島永嗣、サンタ・クララの守田英正、ヘンクの伊東純也、そして急遽追加招集となったPSVの堂安律の11人だった。

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 この11人はすでにハノイ入りをしているものの、9日のトレーニングには参加できず。試合前日の10日にようやく全員で練習ができるという状況に陥っている。

 同メディアは「会場となるミーディンスタジアムに慣れるための時間は1時間しかない。9時間のフライトに加え、時差や天候の違いが、選手たちのコンディションに影響する可能性がある」と指摘している。

「すでにハノイ入りしていた選手たちもいるが、日本代表の足並みはそろわず、ガタガタの状態だ。日本はグループBで最も高い評価を受けているが、オマーンとサウジアラビアに敗れており、4試合で勝点は6ポイントしか得られていない。たとえ、欧州で戦う日本のスター選手だとしても、ベトナム戦を前に不利な状況となっていることは否めない」

 森保ジャパンとしても想定外のトラブルで、欧州組が負担を強いられる結果となった。こうした事態を乗り越え、ベトナムからしっかりと勝点3を持ち帰ることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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