「トミヤスは真の掘り出し物だった」冨安健洋が現地メディアの“欧州新戦力ベスト5”に選出!「最高の補強だ」

2021年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ガナーズは堅実なDFを見つけることができた」

冨安が加入以降、アーセナルは無敗を維持している。(C)Getty Images

 加入前後の成績を見れば、一目瞭然だ。

 アーセナルの今季は、冨安健洋の獲得を境に一変した。プレミアリーグ開幕から3試合は1得点も挙げられず、逆に9失点を喫して3連敗。屈辱の最下位も経験した。だが、冨安がデビューして以降、チームは8試合負けなしの6勝2分けと好調だ。

 この8試合で4失点しか喫していないアーセナルは、順位も5位まで回復。マンチェスター・ユナイテッドを抜き、チャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位リバプールに2ポイント差としている。

 もちろん、冨安ひとりの力でないのは言うまでもない。だが、ボローニャから加わった日本代表DFの存在が、アーセナルにとって大きな転機となったのは確かだろう。

【動画】冨安が決勝点にも絡む…最新試合のパフォーマンスをチェック
 サッカーサイト『FOOTBALLWOOD』は11月8日、「今シーズンの新戦力ベスト5」に冨安を選出した。その他の4人はアルノー・ダンジュマ(ビジャレアル)、タミー・エイブラハム(ローマ)、ガビ(バルセロナ)、ダヨ・ウパメカノ(バイエルン)だ。

 同メディアは「アーセン・ヴェンゲルの退任後、かなり揺らいでいた。そして才能あるMFの不足は別に、ガナーズが最も問題としたのが不安定な守備だ」と報じている。

「だが、タケヒロ・トミヤスという堅実なDFを見つけることができた。23歳の日本代表は今季の真の掘り出し物となった。即座にスカッドにフィットし、ずっとストレスがあった守備を落ち着かせた」

 今シーズンのアーセナルは最終ラインにベン・ホワイトも獲得した。巨額を投じて手に入れたイングランド代表だ。それだけに、FOOTBALLWOODは、ホワイトが守備陣中央のスターになることを嘱望されていると報道。そのうえで、冨安こそが「最高の補強となった」と称賛している。

 ホワイトや冨安ら若き最終ラインの守備が安定し、上昇気流に乗っているアーセナルは、どこまで飛躍を続けられるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、ネイマール、アグエロ、エジル、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!

次ページ【動画】冨安が決勝点にも絡む…最新試合のパフォーマンスをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事