「やめる日は決めていない」40歳イブラが引き際に言及!30歳を過ぎて気付いたのは「痛みは消えるのではなく…」

2021年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「身体は年を取るが、頭は若返っている」

ワインのごとく、歳を重ねるごとにプレーの円熟味が増しているイブラヒモビッチ。(C)Getty Images

 11月シリーズで代表に復帰したミランのズラタン・イブラヒモビッチが、自身の身体について語った。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が11月8日付けで伝えている。

 先月3日に40歳の誕生日を迎えたスウェーデン代表FWは、衰え知らずのパフォーマンスを見せる一方で、近年は度重なる怪我に悩まされてきた。今シーズンもここまでリーグ戦での先発は3試合に留まり、代表でのプレーも5年ぶりに復帰した今年3月以来となる。

「俺たちはいつだってプレーしたいと思っているけど、これまでの怪我のことを考えると、適切なバランスを取らなければならない。ただ、毎日何か新しいことを学び、日を追うごとに自分の身体のことがよく分かるようになった。身体は年を取るが、頭は若返って、自分がきれいに見えるようになるんだ」

 当然、年齢とともに肉体は衰えていくが、それを言い訳にせずハイパフォーマンスを続けていくために、具体的な取り組みを行なっているようだ。
 
「30歳を過ぎてから、痛みは消えるのではなく、移動するものだと気付いた。それに昔と比べて変わったのは、イタリアで24時間付き添ってくれる理学療法士がいることだ。何かを感じたら、すぐに対処するようにしている」

 戦友たちは次々とユニホームを脱ぎ、同世代で現役を続ける選手はほんの一握りとなったが、イブラヒモビッチに引退の考えは一切ないようだ。

「やめる日は決めていないし、できるだけ長く続けたい。いつ終わるかなんて考えないようにしている。そして、もし代表チームが俺を呼ぶのなら、俺はそこにいる」

 日ごろから、「年齢は数字でしかない」と語るスウェーデンの王。41歳で迎えるカタール・ワールドカップはもちろん、その先もまだまだ期待がもてそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】優勝請負人!"王様"イブラヒモビッチの豪快なキャリアを振り返り!

【関連フォト】イブラが40歳誕生日に自身へ贈った最新フェラーリの実画像をチェック

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事