パリ・サンジェルマンのレオナルドSDが、負傷中のリオネル・メッシの代表招集に苦言を呈した。イタリア紙『Tuttosport』などが11月８日付けで報じている。

　今夏にバルセロナを電撃退団し、フランスの巨人へ加入したメッシは、悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇のラストピースとして大きな期待を寄せられているものの、度重なる故障で思うようにプレーできていない。現在も以前から悩まされていたという左膝の痛みの悪化で、戦線離脱を余儀なくされている。

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　そんな状況にもかかわらず、ウルグアイとブラジルとのワールドカップ南米予選２連戦を戦うアルゼンチン代表のメンバーにこのエースが名を連ねたことに、レオナルドは怒りを露わにした。フランス紙『Le Parisien』で、国際サッカー連盟（FIFA）に具体的な対応を求めている。
 

「我々は体調のすぐれない選手やリハビリ中の選手を手放すことには同意しない。これは道理にかなっておらず、このような状況はFIFAが規定を定められなければならない」

　前半のみで交代した先月29日のリール戦（〇２-１）以来、公式戦出場がないメッシは12日のウルグアイ戦も欠場する見込みとのこと。果たしてその４日後に行なわれる宿敵ブラジルとの大一番では、ピッチに立つのか。クラブ関係者は気が気でないはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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