冨安健洋の無敗記録は8試合に!アーセナルが背番号10の一発でアルテタ監督就任100戦目を白星で飾る

2021年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

36分にはオーバメヤンが痛恨のPK失敗

8戦連続で先発出場した冨安。(C)Getty Images

 現地時間11月7日に開催されたプレミアリーグ第11節で、7位のアーセナルはラニエリ新監督が率いる16位のワトフォードと本拠地エミレーツで対戦。冨安健洋は右SBに入り、リーグ戦8試合連続で先発に名を連ねた。

 日本代表DFがデビューした9月11日のノーリッジ戦(〇1-0)以降、公式戦9試合負けなし(7勝)と絶好調のアーセナルは開始7分、ゴール前でボールを奪うと、最後はサカが押し込むが、VAR介入の末にオフサイドとなりノーゴールとなる。

 19分には冨安の絶妙な縦パスにサカがペナルティエリア右で反応し、中央へ折り返すが、パスは通らず得点には繋がらない。

 迎えた36分には、ラカゼットがエリア内で相手DFローズに倒され、PKを獲得。しかし、オーバメヤンの中央へのキックは、38歳のGKフォスターのセーブに遭う。さらに44分にもサカのCKからガブリエウがヘッドで合わせるが、ここも敵守護神の好守に阻まれる。
 
 押し込みながら得点を奪えず、スコアレスで折り返したホームチームは、56分にスミス・ロウがついに均衡を破る。インターセプトしたホワイトの持ち運びから、ボールがペナルティエリア手前でこぼれたところにいち早く反応し、右足で流しこんだ。21歳の背番号10はリーグ戦3試合連発となった。

 追加点を狙うアーセナルは69分にラカゼットに代え、ウーデゴーを送り込む。すると直後の73分には、そのウーデゴーがペナルティエリア右から右足でシュートを放ち、最後はオーバメヤンがぎりぎりいっぱいに足を伸ばして押し込むが、オフサイドとなり、得点は認められない。

 その後は、反撃に出たワトフォードに危ない場面を作られるが、相手のシュートミスにも助けられ、スコアは動かず。試合はこのまま1-0で終わり、アーセナルがアルテタ監督就任から100試合目の記念すべき一戦を白星で飾った。

 フル出場した冨安は、30分にはサールに突破されそうになったところで足を引っかけ、加入後初めてイエローカードを貰うシーンもあったが、試合全体を通じて安定した守備対応を見せ、クリーンシート達成に貢献。自身が出場したリーグ戦の無敗記録も8試合に伸ばしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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