【J1残留争い】横浜FC、仙台、大分が崖っぷち! 次節、J2降格の可能性も… 湘南は15位に浮上

2021年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜FCは勝利目前で勝点3を掴み損ねる。

湘南は広島と0-0のドロー。勝点1をもぎ取り、15位に浮上した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは11月7日、各地で35節の7試合を開催。残留争いは、降格圏チームが粘りの戦いを見せるも、次節に降格が決まる可能性も出てきた。

 6日の試合では降格圏17位の徳島ヴォルティスがヴィッセル神戸に0-1と惜敗。勝点を積み上げられず。一方清水エスパルスは北海道コンサドーレ札幌と2-2のドロー決着で、1ポイント上積みし、勝点33とした。

 7日は前節まで最下位の横浜FCが、敵地でアビスパ福岡と対戦。0-0で迎えた55分、フェリペ・ヴィゼウのゴールで横浜FCが先制する。そのまま1-0で逃げ切りかと思われた後半アディショナルタイム、福岡はサロモンソンが同点ゴールを決め、1-1の引き分けに終わった。横浜FCは勝点を27としたが、最下位を脱出できず。
 
 前節まで18位の大分トリニータは、ガンバ大阪に2-3で敗れた。呉屋大翔のゴールで一時は2-1と勝ち越した大分だったが、パトリックがハットトリックを達成し、逆転を許した。大分は勝点28にとどまり、19位に後退。一方、G大阪は勝点を43に伸ばし、残留を決めた。

 前節まで19位のベガルタ仙台は同4位の名古屋グランパスと対戦し、1-1のドロー。14分に柿谷曜一朗のゴールで先制された仙台だが、後半立ち上がりの47分に西村拓真のゴールで同点とし、引き分けに持ち込んだ。勝点を27に伸ばしたが、19位にとどまった。
 
 また、試合前の時点で残留圏ギリギリの16位につけていた湘南ベルマーレは、ホームでのサンフレッチェ広島戦で0-0の引き分け。湘南は勝点を33とし、15位に浮上した。

 この結果、降格圏にとどまるのは、17位の徳島(勝点30)、18位大分(同28)、19位仙台(同27)、20位横浜FC(同27)となっている。残留圏の16位清水(同33)、15位湘南(同33)とのデッドヒートは残り3試合。次節、残留圏の2チームがともに勝てば、大分、仙台、横浜FCは勝利が降格回避の絶対条件となる。結果次第では、3チームに降格が決まる可能性がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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