「ピッチ上で最高の選手だった」約2年ぶり復活弾の中島翔哉を現地メディアが激賞! 次々にチャンスを構築、MOMにも選出

2021年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

地を這うような鋭いシュートを突き刺す

90分までプレーし、違いを作り出した中島。(C)Getty Images

 久々のゴールで復活を印象づけたのが、ポルティモネンセのMF中島翔哉だ。

 現地時間11月6日に開催されたポルトガル・リーグ第11節のベレネンセス戦、その開始わずか10分だった。

 トップ下でスタメン出場を果たした中島は、左サイドからのクロスを巧みなトラップで収めると同時に敵DFをかわし、右足で振り抜く。地を這うような鋭いシュートを、ネットに突き刺してみせた。

 今夏にポルトからレンタルで古巣に復帰した27歳は、これが公式戦ではポルトでプレーしていた19年12月以来約2年ぶり、ポルトガル・リーグでは、前回ポルティモネンセに在籍していた18年12月以来、約3年ぶりのゴールとなった。

【動画】見事なトラップでDFをかわして右足一閃!中島翔哉が鮮やかに決めた2年ぶりの復活弾
 10番が輝いたのは、このシーンだけではない。55分にFWウィリントン・アポンサが外した絶好機を演出すれば、83分の追加点の起点にもまり、何度もチャンスを作り出した。

 マン・オブ・ザ・マッチにも輝いたこの活躍を、現地ポルトガルのメディアも激賞している。『zerozero』は、「ピッチ上で最高の選手だった」と絶賛し、次のように綴っている。

「この日本人選手は、約2年ぶりとなるゴールで先制点をもたらし、素晴らしいパスで2点目にも絡んだ。ポルティモネンセのクリエイターは、アポンサが不意にしたお膳立ての他にも、危険なプレーがあった」

 明らかにコンディションが上がっている中島。今後の活躍を予感させる、圧巻のパフォーマンスだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本屈指のドリブラー!中島翔哉のキャリアを振り返る

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