「チェルシーでの最初の頃は苦労していたが…」F・トーレスが元同僚サラーを語る!古巣リバプールへの熱い想いも

2021年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここ数年で世界で最も重要な選手のひとりになった」

F・トーレスが、かつてチェルシーで共闘したサラーや、リバプールについて語った。写真:徳原隆元、(C)Getty Images

 現役時代はアトレティコ・マドリーやリバプール、チェルシーなどで活躍し、キャリアの最後はサガン鳥栖で過ごしたフェルナンド・トーレスが、モハメド・サラーを絶賛している。リバプール公式サイトが現地時間11月4日に伝えた。

 サラーはリバプール加入5年目の今シーズン、クラブ新記録の公式戦10試合連続ゴールを奪うなど、公式戦14試合で15ゴール・6アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。開幕からいまだ負けなしと好調のチームの原動力となっている。

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 3日にアンフィールドで行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のリバプール対アトレティコ戦では現地観戦していた37歳は、チェルシー時代にはロッカールームを共にしたエジプト代表FWが「現在世界最高の選手か」と尋ねられると、迷うことなくこう答えている。

「100%そうだよ。今年だけではなく、ここ2、3シーズンは素晴らしいものだったと思う。モーはチェルシーでのチームメイトで、最初の頃は苦労しているようだった。今、彼が世界のトップにいて、楽しそうに得点していることや、ここ数年で世界で最も重要な選手のひとりになったことをとても嬉しく思うよ」

 リバプールの前線にはサラーのほかにも、サディオ・マネ、フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタと世界屈指のアタッカー陣が顔を揃える。F・トーレスはいちファンとして、彼らが織りなす攻撃的なサッカーを楽しんでいるようだ。
 
「チームが機能していれば、全ての選手が良くなっていくんだ。ストライカーとしてはこの3、4人の選手が攻撃し、ゴールを決めたり、チャンスを作っているのを見るのがとても楽しいよ。本当にエキサイティングだ」

 元スペイン代表FWはさらに、類まれな手腕で名門を復権させたユルゲン・クロップ監督の手腕も称賛している。

「外から見ても、クラブが行なっているハードワークはよく分かるし、チームのレベルは非常に高く、素晴らしい。人々が楽しんでいるのが分かるよ。ユルゲンは初日からファンの情熱を理解し、それを結集して素晴らしいチームを作り上げたのだと思う。プレミアリーグとチャンピオンズ・リーグを制したチームを誰もが覚えている。ここ数年はもちろん、今シーズンも優勝候補の一角を担っているね」

 インタビューの最後には「リバプールの試合を見るのはいつも特別なことだ」と語ったF・トーレス。現在はアトレティコのユースでコーチを務めるなかで、いつの日か指揮官としてアンフィールドに帰還することはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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