現地時間11月４日、ヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第４節（G組）が開催され、勝点３で３位のセルティック（スコットランド）は、３戦全敗で最下位のフェレンツバロシュ（ハンガリー）と敵地で対戦。今夏に加入以降、公式戦16試合に出場し、10ゴールを奪っている古橋亨梧は、この一戦でも開始３分でいきなり結果を残す。

　ゴール前でボールを奪ったアバダからペナルティエリア内でラストパスを受けると、キックフェイントで冷静に相手１人を倒してから、左足でゴールへ流し込んだ。日本代表FWは、ELでは２戦連発となった。

　セルティックは直後の11分に、相手FWズブコフのシュートが、対応したユラノビッチの足に当たってコースが変わりゴールを許すも、23分にジョッタがエリア手前から右足で叩き込み、再びリードを奪う。
 

　さらに58分にも、ターンブルからパスを受けた古橋がペナルティエリア左からふわりと浮かせたシュートを放つが、カバーに入った相手DFにぎりぎりのところでかき出されてしまう。

　しかし、その２分後だった。古橋からの絶妙なスルーパスに反応したアバダがネットを揺らし、アウェーチームがリードを２点に広げる。

　その後は、勝たなければ決勝トーナメント進出の望みが絶たれるハンガリー王者の反撃に遭い、86分にウズニにミドルシュートで１点を返されるも、同点弾は許さず。セルティックが３-２で逃げ切り、連敗スタートから２連勝と盛り返した。

　勝利の立役者となった古橋は、70分までプレーしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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