「プライドを持って絶対勝ちたい」長友佑都がアウェー2連戦に意気込み!ピッチ内では「質の高いプレーで貢献する」

2021年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジアカップで対戦経験のあるベトナムを警戒

歴代2位の129キャップを数える長友。その記録をさらに伸ばせるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

「東京の誇りを持って俺は戦い、立ち向かいます!熱い声援をよろしくお願いします」

 日本サッカー協会は11月4日、ワールドカップ・アジア最終予選の11月シリーズに挑む日本代表メンバー27人を発表。招集されたFC東京の長友佑都は冒頭のように熱い想いを明かし、ここまでの戦いを以下のように振り返った。

「オーストラリア戦はある程度良い試合ができて、チームとしてもまた自信を取り戻すことができた」と明かす一方で、「そのなかで課題も出てきたし、新しいチャレンジをしたところでの課題もある。そこをしっかりと修正したい。ただチームとしては、オーストラリア戦のような、一人ひとりが勝利に貪欲にゴールに向かっていくような、勝利に向かっていくような、そういう姿勢を見せたい」と語る。

 11月シリーズでは、11日にベトナム代表、同16日にオマーン代表と、いずれもアウェーで戦う。気候や時差、環境が違うなかでの戦いの厳しさは、「向こうに行ってから長い期間で準備ができるわけではない。短期間で準備をして試合に臨むというところ。コンディションの管理が一番難しい」そう指摘する。
 
 対戦相手についてそれぞれの印象も明かした。ベトナムについては、「以前、アジアカップで試合をして結構強かった。結構厳しい試合になった」と振り返り、「あの時戦った選手は、ベトナムとの試合は厳しいものになると思っているはず」と警戒を強める。

 さらにオマーンについては、「1回負けているので、連続で負けるというのは、自分たちがここまでアジアで高いレベルで戦ってきたプライドもあるし、日本代表としてのプライドもあるから、2回連続で負けるのは考えられない。そこは自分たちが強い気持ちを持って、自分たちが代表であるというプライドを持って絶対勝ちたい。その気持ちプラス冷静な試合と判断が必要になってくるから、そこは両方兼ね備えてやっていきたい」と思いの丈を吐き出した。

 遠藤保仁の152試合に次ぐ、129キャップを数えるベテランの長友は、「日の丸を背負うことの想いでは常に誇りがあって、責任を背負える喜びが常にあります。年を重ねるごとにその想いは強くなっています」とし、自身のプレーについて、「いつも変わらないけど、攻守において、チームにとって重要な役割を担っていると思うし、それをしっかりと、質の高いプレーで貢献することを常に思っています」と意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】W杯アジア最終予選ベトナム、オマーン戦に臨む日本代表招集メンバーを一挙紹介!

 
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