「一瞬、蹴る前に目が合って、蹴ってくれればいけるなというのがあったなかで、完璧に欲しいところにボールが来た。イニエスタ選手のレベルの高さに驚かされました」

　神戸のFW武藤嘉紀が自身のゴールを振り返る。J１リーグ第34節で、神戸はホームで仙台に４-２で勝利。先制点を決めたのは武藤。開始３分、アンドレス・イニエスタの狙いすましたFKにヘッドで合わせ、ゴールに流し込んだ。

　DAZNの公式ツイッターが「イニエスタ→武藤でいきなりの先制ゴール！！」と題して、得点シーンを公開すると、「ヨッチ絶好調！！」「イニエスタのパスって武藤の頭と相性良くない？」「やっぱJでは無双できる」「Jだとガチ点取り屋」「代表行こうよ」といったコメントが寄せられた。
【動画】ヴィッセル武藤嘉紀が止まらない！仙台戦のヘッド弾で６戦５発！

　今夏に神戸に加入した武藤は、これで６戦５発。９月24日の30節・清水戦で移籍後初ゴールを決めると、同29日の28節・川崎戦、10月２日の31節・浦和戦と立て続けにゴールネットを揺らす。同16日の32節・福岡戦は無得点だったが、同24日の33節・名古屋戦、そして今節の仙台戦とゴールを積み重ねた。

　量産体制に入った背番号11はどこまでゴール数を伸ばすのか。好調を維持する29歳のアタッカーの活躍から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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