【J1採点&寸評】神戸4-2仙台|復帰戦で決勝弾の山口が文句なしのMOM。菊池は空中戦で圧巻の強さ

2021年11月03日 白井邦彦

神戸――攻撃のリズムを作った初瀬

【警告】神戸=なし 仙台=アピアタウィア(8分、44分)
【退場】仙台=アピアタウィア(44分)
【MAN OF THE MATCH】山口 蛍(神戸)

[J1第34節]神戸4-2仙台/11月3日/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 7
3分の武藤の先制点にはじまり、ドウグラスの強烈ボレー、山口の復帰戦を自ら祝うミドル、リンコンのJ初ゴールで快勝。3位を死守した。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 飯倉大樹 6
2失点はどちらもGKに非はない。2失点目は関口のポスト跳ね返りに詰めた加藤を褒めるべきだ。

DF 
24 酒井高徳 6
攻撃では19分にドウグラスへ鋭いスルーパスを供給。守備では石原にやられる場面も。全体的には及第点。

DF
17 菊池流帆 7
空中戦の強さは相変わらず。クロスの多い仙台の攻撃をことごとく跳ね返した。87分のヘディングシュートは惜しかった。
 
DF
4 トーマス・フェルマーレン 6.5
15分に関口の鋭いクロスをブロックするなど、さすがのリスク管理で勝利に貢献。安定した守備で攻撃陣をサポート。

DF
19 初瀬 亮 6
加藤や真瀬の激しい守備に苦しむも、鋭いドリブルや正確なクロスで攻撃のリズムを作った。

MF
6 セルジ・サンペール 6(HT OUT)
体調が万全ではないなかでハイパフォーマンスを見せた。25分には石原のエリア内侵入も阻止。集中したプレーが光った。

MF
7 郷家友太 6(60分OUT)
25分にイニエスタの仕掛けからパスを受けて決定機。ゴールこそ生まれなかったが積極的なプレーを続けた。
 

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