【J2】今節勝利の首位磐田&2位京都が昇格に王手!次節の直接対決と3位以下の結果次第でJ1復帰確定も

2021年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

前節は磐田、今節は京都が劇的な勝利!

磐田の遠藤と京都のピーター・ウタカ。写真:サッカーダイジェスト

 J2リーグは11月3日、各地で37節の11試合を開催。首位のジュビロ磐田、2位の京都サンガF.C.はともに勝利を収め、その差は勝点2と変わらず。互いにJ1昇格へ王手をかけた。

 磐田は敵地でのアルビレックス新潟戦に臨んだ。前半をスコアレスで折り返して迎えた66分、磐田はルキアンが先制点をゲット。これが決勝点となった。磐田は勝点を80に伸ばした。

 一方2位の京都はホームに大宮アルディージャを迎え撃った。こちらもスコアレスで推移する痺れる展開に。後半もアディショナルタイムに入り、引き分けが濃厚かに見えた90+6分、京都は右サイドからのクロスを川崎颯太が頭で押し込み、土壇場での劇的な先制ゴール。ほどなくしてタイムアップとなり、京都が執念で勝点3を掴んだ。京都は勝点を78に伸ばした。

 前節まで3位のヴァンフォーレ甲府がファジアーノ岡山に敗れて、勝点67の4位に後退。前節4位のV・ファーレン長崎がザスパクサツ群馬にホームで4-1と快勝し、同68で3位に浮上した。

 この結果、磐田と京都は、互いに次節の結果次第でJ1昇格が決まる可能性が出てきた。次節の38節は、磐田と京都が直接対決(11月7日14時@ヤマハ)。磐田が勝利なら、3位の長崎が引き分け以下で磐田のJ1昇格が決定。京都が勝利なら、3位の長崎が敗戦し、かつ4位の甲府が引き分け以下に終われば京都のJ1昇格となる。また、磐田と京都の直接対決がドローに終わった場合は、3位の長崎が敗れ、かつ4位の甲府が引き分け以下でわれば磐田の昇格が決まる。

 前節は磐田が、今節は京都が後半アディショナルタイムのラスト数プレーで、執念の決勝ゴールを決め勝利をもぎ取った。次節の直接対決の行方に注目が集まる。

J2リーグ順位表

 J2・37節の結果は以下の通り。
相模原0-1秋田
山形1-2東京V
水戸0-0北九州
栃木0-1千葉
町田3-2松本
甲府1-2岡山
新潟0-1磐田
京都1-0大宮
山口2-0琉球
長崎4-1群馬
金沢(18時開始)愛媛

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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