「頭が良くて、なんでもできちゃう」城彰二が他界した元同僚MFとの思い出を回想「色々なポジションができ、全てハイレベルだった」

2021年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ドライヤーとブラシで、20分ぐらいセットしていた」

元日本代表FWの城氏が韓国の英雄との思い出を語った。(C)Getty Images

 元日本代表FWの城彰二氏が11月2日、自身のYouTubeチャンネル「JOチャンネル」を更新。横浜F・マリノス時代に共闘した元韓国代表MFユ・サンチョル氏について語った。

 今年の6月7日に、すい臓がんのために49歳の若さで他界したユ・サンチョル氏は、1999年に横浜へ加入。攻守に渡るダイナミックなプレーと、抜群のユーティリティ性でチームに不可欠な存在となった。2年間プレーした後、柏レイソル、母国の蔚山現代を経て、03年に横浜に復帰し、03~04年のJ1連覇にも貢献している。

 また、124キャップを刻んだ韓国代表でも、2002年の日韓ワールドカップでベスト4進出の原動力のひとりとなるなど、一時代を築いた。
 
 そんな横浜のレジェンドについて、城氏は「ユさんは本当に色々なポジションができる選手で、ボランチやトップなど色々なところをやったけど、全部ハイレベル」とそのポリバレントな能力を絶賛。「頭が良いしね。なんでもできちゃう」と振り返った。

 また、自身と2トップを組むことも少なくなかった万能戦士の、ピッチ外でのこんなエピソードも明かしている。

「パーマをかけててね。(試合が)終わったら、必ずドライヤーとブラシで、20分ぐらいずっとセットしていた。それを見ながら、『ユさん、かっこいいね~』 と言っていた思い出があるね」

 韓国の国民的英雄にして、日本のファンからも愛されたユ・サンチョル氏。ともにプレーしたのは1年半ほどだったが、ピッチ内外での思い出は、城氏の心の中にしっかりと刻まれてるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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