現地時間10月31日に開催されたベルギー・リーグの第13節で、伊東純也の所属する10位のヘンクは、14位のズルテ＝ワヘレムとアウェーで対戦。６‐２の大勝を飾っている。

　この試合で圧巻のパフォーマンスを披露したのが、右ウイングで先発した伊東だ。開始13分に、鮮やかなアウトサイドキックでゴールラッシュの口火を切る先制点を叩き出すと、45分には右サイドを駆け上がり、絶妙のパスで２点目をアシストする。

　さらに後半早々の47分にも、ピンポイントクロスで主砲ポール・オアヌアチュのヘッド弾をお膳立てすると、その５分後の４点目の起点に。その後も、ゴールには繋がらなかったが、股抜きの突破からバー直撃のシュートを放つなど、まさに無双状態だった。

【動画】 モドリッチ級の"超絶アウトサイド弾"＆絶妙２アシスト！ 伊東純也が衝撃のパフォーマンス

　不調のチームに比例するかのように、このところやや精彩を欠いていた日本代表アタッカーの１ゴール・２アシストを現地メディアも称賛している。『WALFOOT』は、「ジュンヤ・イトウが目覚めた」と見出しを打った記事を掲載。「ここ数週間はかなり大人しかったヘンクのウインガーが、ズルテ＝ワヘレム戦で輝いた」と伝えている。

　また、欧州のデータサイト『Whoscored.com』のレーティングでは、なんと「10点満点」をマークしている。

　文字通り驚異的な活躍を見せた伊東。ここからチームとともに上昇気流に乗れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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