「私は常に挑戦し反撃する」“崖っぷち”スールシャールが決意表明。 フェイクニュースには不快感を露わ

2021年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

惨敗のリバプール戦後に「我々はどん底にいる」

スールシャールが率いるマンUは、どん底から早急に抜け出せるか。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督が、現地時間10月30日に敵地で行なわれるプレミアリーグ第10節、トッテナム戦を前に記者会見に出席した。英公共放送『BBC』が伝えている。

 ユナイテッドは前節、リバプールにホームで0-5とまさかの惨敗。リーグ戦4試合未勝利となり、試合後にスールシャールが「我々はどん底にいて、これ以上悪いことはないと思っている」と語ったように、チームと指揮官はまさに崖っぷちに立たされている。

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 監督解任論が熱を帯び、トッテナム戦は背水の陣で臨む大一番となるなか、「この1週間で、選手たちはいつものように、ベストを尽くす準備ができている。リバプール戦では計画通りにはいかず、ベストな状態とは程遠かった」と現状を語ったノルウェー人指揮官は、巻き返しに向け、改めて攻めの姿勢を説いている。

「私は選手として、いくつかここで非常に悪い時期を過ごし、コーチや監督になってからも、挫折を経験してきた。監督になってから少なくとも2、3回は危機があっただろう。そうしたなかでひとつ言えることは、私は常に挑戦し、反撃するということだ」
 
 リバプール戦後には、MFポール・ポグバがツイッターで、英紙『The Sun』の「ユナイテッドがリバプールに敗れ、契約交渉を棚上げした後、怒り狂ったポグバがスールシャールを無視」と題した記事を引用し、「ヘッドラインを作るための大嘘」と訴えた。スールシャールはこの件にも言及し、フェイクニュースへの不快感を露わにしている。

「批判されることは予想の範ちゅうだ。(リバプール戦の)パフォーマンスは十分ではなかったから、右からも左からも中央からも言われると思っているよ。でも嘘は受け入れることはできない。ポールは私のところに来て、ソーシャルメディアに書いたことを話してくれたよ。

 我々はグループとしてもっと良くなっている。カルチャーも環境も良くなっているんだ。あからさまに嘘をついている場合は、立ち上がって発言しなければならない。全ての意見や報道は結構だが、選手や私についての嘘はやめてほしい」

 クリスチアーノ・ロナウドらビッグネームを獲得しながら、開幕前の期待に大きく反し、大苦戦を強いられているユナイテッド。一致団結し、逆風に立ち向かうことはできるか。トッテナム戦後には、宿敵マンチェスター・シティとのダービーが控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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