［ルヴァン杯・決勝］名古屋２-０C大阪／10月30日（土）／埼玉スタジアム2002
 
　名古屋グランパスがルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪を下し、初めてのリーグカップタイトルを手にした。
 
　試合はお互いに好機をものにできず、１点が遠い時間が続いたが、後半開始直後の47分に左CKから前田直輝が頭で合わせ、名古屋が待望の先制点を奪う。さらに79分には、シュヴィルツォクのシュートのこぼれ球に反応した稲垣祥が、右足のシュートでネットに突き刺し、勝利を手繰り寄せた。
 
　名古屋は今季、ACLと天皇杯を敗退し、苦しい思いをしながらもタイトルを勝ち取った。試合後のフラッシュインタビューで追加点を挙げた稲垣は、最後まで走り抜いたチームを称えた。
 

「本当に自分たちはここ２週間、ACLから本当に絶望に近いような状況で苦しい時期が続いて、天皇杯でC大阪さんを相手に０-３で負けているなかでも、チームが崩れずにみんな一枚岩となってやれました」
 
　また、スタジアムに駆け付けたサポーターへは「多くのファミリーの方々が最後まで僕らの背中を押してくれて、それが本当に力になった」と感謝。「そういった思いに応えたい気持ちは本当に強かったので、こういう結果をみんなで共有できて本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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