「まったくサパタを抑えられず」2失点に絡んだ吉田麻也に辛口評価!「困惑しそう」と評されたプレーは?

2021年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼のパフォーマンスが数分にわたってブラックアウトした」

アタランタ戦で失点に絡み、肩を落とす吉田麻也。(C)Getty Images

 強敵相手とはいえ、失点に絡んでチームが敗れれば、評価が辛口になるのは避けられない。

 サンプドリアに所属する吉田麻也は10月27日、セリエA第10節のアタランタ戦で先発フル出場した。チームは先制に成功したものの、前半のうちにスコアをひっくり返され、1-3で敗れている。

 開始10分で均衡を破ったものの、17分に同点とされたサンプは、21分に吉田が競り合ったドゥバン・サパタのヘッドで逆転を許した。さらに終了間際のアディショナルタイムには、吉田が自陣深くの左サイドでヨシップ・イリチッチに1対1で抜かれ、そのままダメ押しとなる3点目を決められている。

 3失点のいずれにも落胆を露にした吉田は、現地メディアから厳しい採点をつきつけられた。衛星放送『Sky Sport』や『Gazzetta dello Sport』紙の5.5点、『Sport Mediaset』や『Corriere dello Sport』紙の5点など、いずれも及第点を下回っている。
 
 5.5点をつけた『calciomercato.com』は、「相手の追加点の場面では彼にも責任。サパタは彼とコリーの間をついた」と、逆転弾を許した場面を指摘。『TUTTOmercatoWEB』も「厄介な相手」のサパタにてこずったとし、5点をつけた。

 同じく5点のサンプドリア専門サイト『SAMPNEWS24』は、「前半のアタランタの2得点は、彼のパフォーマンスが数分にわたってブラックアウトしたことが高くついた」と批判している。

「守備陣のコントロールを取り戻そうと試みたが、アタランタ攻撃陣が相手では簡単ではない。イリチッチのゴールシーンでは、困惑しそうなくらいだった」

【動画】「困惑しそうなくらい」名手イリチッチに翻弄されてゴールを許す吉田麻也

『EUROSPORT』は4.5点とさらに低評価。「まったくサパタを抑えられず、どちらのゴールでも彼を見失った」と、吉田に"落第"の烙印を押した。

「サパタのマークでコリーを助けなければいけなかったが、最終ラインのパートナーの仕事をさらに難しくしただけだった。落第」

 サンプドリアは中2日で次節のトリノ戦に臨み、その翌節でボローニャをホームに迎える。その後はインターナショナルウィーク、日本代表はワールドカップ予選を戦う。出ずっぱりの吉田は、コンディションを保ち、この日の悔しさを晴らすことができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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