現地時間10月27日に開催されたリーグカップ（カラバオカップ）の４回戦で、リバプールはプレストンと敵地で対戦。２部の相手にきっちり勝ち切りたいところだったが、メンバーを入れ替え臨んだなかで連係が上手くいかず、チャンスらしいチャンスを作ることができない。そんな重苦しい空気を一掃したのが、２ゴールを奪った先月21日のノーリッジ戦（同３回戦）以来、今シーズン２試合目の先発を果たした南野拓実だった。

　スコアレスで迎えた62分、右サイドを崩したネコ・ウィリアムズからのクロスを上手くダイレクトで押し込み、待望の先制点をもたらしたのだ。この一撃で勢いに乗ったリバプールは84分にも、ディボック・オリギがヒールで技ありゴールをゲット。２-０で次ラウンドに駒を進めている。

【動画】難しい浮き球を上手く左足で押し込む！南野の勝利に導く一撃をチェック（45秒～）

　大仕事をやってのけた日本代表FWには、国内外のファンから賛辞が殺到。この一戦を含め、開幕から公式戦３試合の出場に留まり、リーグ戦にいたってはプレータイムがゼロという状況に、出場機会を求める声が続出している。
 

「Taki taki, taki taki」
「タキの進歩を見るのが大好きだ」
「彼をフルチームでプレーさせてくれ」
「リーグでも見たい！」
「この男はプレミアでのプレーに値する」
「クロップ、私の人生にはもっとタキが必要なんだ」
「クロップ！！見てくれ！！！」

　これで南野は、リーグカップ通算５試合目の出場で５ゴール目。一部のファンからは「ミスターカラバオ」「カラバオサラー」といった声もあがっている26歳のアタッカーは、今回の活躍で、ユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取り、"カップ戦要員"から脱却することができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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