スタメン抜擢に一発回答! 先制弾の松木玖生はインサイドハーフで躍動。「4-3-3のなかで、良い関係でプレーできた」【U-22日本】

2021年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファーサイドにこぼれてくるのが分かっていた」

カンボジア戦で先制点を決めた松木。2列目で存在感あるプレーを見せ、4-0の完勝に貢献した。写真:浦正弘

 U-23アジアカップ予選のU-22日本代表対U-22カンボジア代表の一戦が10月26日にJヴィレッジで行なわれ、若き日本が4-0で完勝を収めた。

 チームを勢いづかせる先制点を決めたのは、MF松木玖生だ。4-3-3システムのインサイドハーフで先発した18歳の俊英は、CKのチャンスにファーでスタンバイし、流れてきたボールをヘッドで押し込んだ。

「分析のなかで、ファーサイドにこぼれてくるのが分かっていたので、そこにうまく入り込めたと思います」

 今予選では追加招集ながら、スタメン抜擢にゴールという結果で応えてみせた。攻撃面では72分に途中交代するまで随所に存在感を放つプレーを見せた。

「ライン間のところでスペースが空くということで、自分と(田中)聡君が、良いポジショニングを取って、前に向けたら良い攻撃ができると思っていたので。4-3-3のなかで、すごく良い関係でプレーできたと思います」
 
 カンボジアに勝利した日本は、28日に香港と対戦する。松木は「次も勝たないと、ウズベキスタンの大会に挑むことができないので。しっかりとまたチーム一丸となって、戦い抜きたい」と気合いを入れた。

 U-23アジアカップ本大会は来年にウズベキスタンで開催。今予選の各グループ1位の11チームと、各グループ2位のうち成績上位の4チームに、ホスト国のウズベキスタンを加えた16チームが出場する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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